番号の見た目で判断しようとすると、間違えます
「オレオレ詐欺で使われる番号には特徴があるのか」——結論から言うと、番号の見た目だけで判断するのは危険です。理由は2つあります。
- 番号は偽装できる… 表示された番号が、実際にかけている相手の番号とは限りません(番号詐称:表示された番号は本物の証明になりません)
- 番号は使い捨てられる… 当サイトの検索ログ(2026年7月20日〜8月19日の30日間)では、調べられた国際番号178個がすべて1日のうちにだけ検索されていました。1つ覚えても翌日には別の番号です
それでも見ておくとよい傾向
- 非通知… 相手を特定させないための発信です
- 「010」または「+」で始まる長い番号… 海外からの発信です(海外番号・国番号一覧)
- 市外局番と話の内容が合わない… 遠方の局番から「近所の警察署です」と名乗る、など
- 心当たりのない番号からの短い着信… 折り返させることが目的の場合があります
ただし、これらはあくまで補助です。番号が「普通」に見えても詐欺はあります。
番号ではなく、話の中身で判断する
警察庁は特殊詐欺への対策として「電話でお金の話は詐欺と疑う」「不審な電話は一度切って確認する」ことを挙げています。判定の基準は番号ではなく、会話の内容です。
オレオレ詐欺の型では、次の言葉が出ます。
- 「携帯の番号が変わった」… 以後の確認を封じるための、最初の一手です
- 「会社のお金を使い込んだ」「事故を起こした」
- 「今日中に用意してほしい」
- 「これから受け取りに行く」「誰にも言わないで」
やること
- 一度切る
- 電話帳に前から入っている、本人の元の番号にかける(相手が伝えてきた新しい番号は使わない)
- つながらなければ、勤務先や別の家族など、自分が知っている経路で確認する
警察庁は「家族や友人と詐欺対策について話し合う」ことも挙げています。お金の話が出たら、いったん切って家族に相談すると先に決めておくのが確実です。
受ける前に減らす
警察庁が挙げているのは「在宅時も留守番電話に設定する」「防犯機能付き電話機や番号表示サービスを導入する」です。番号を1つずつ拒否するより、会話を始めないほうが効きます。
心当たりのない番号は番号検索で調べられます。
まとめ
- 番号の見た目では判断できない。偽装できるうえ、使い捨てられる
- 見ておくなら非通知/010・+で始まる/局番と話が合わない——ただし補助
- 判定は会話の内容で。お金の話が出たら詐欺を疑う(警察庁)
- 「番号が変わった」を信じない。元の番号にかけ直す
- 予防は在宅時も留守番電話
※対処法は警察庁「SOS47 特殊詐欺対策ページ」の記載によります。 検索ログの集計はでんわチェックが保有するデータによるものです。