録音されると困るのは、かけている側です
「この通話は録音されています」という自動音声が流れた瞬間に切れる電話があります。理由は単純で、詐欺の電話にとって、通話の記録が残ることは都合が悪いからです。
警察庁は特殊詐欺への対策として「在宅時も留守番電話に設定する」「防犯機能付き電話機や番号表示サービスを導入する」ことを挙げています。録音や留守番電話は、会話そのものを成立させない対策です。
なぜ効くのか
- 証拠が残る… 名乗り・指示・口座番号がそのまま記録されます
- 時間をかけられない… 詐欺の電話は、相手を急がせて判断させないことで成り立っています。録音を意識すると、その運び方が使いにくくなります
- 相手を選び直せる… 一度切れれば、こちらは考える時間を取り戻せます
やり方は3つあります
- 留守番電話にしておく… 在宅していても留守番電話のままにします。用件がある相手は残します
- 通話録音の機能がある電話機を使う… 着信時に「録音します」と自動で流すものがあります
- 番号表示サービスを使う… 誰からかを見てから出る、という判断ができます
いずれも、出るか出ないかを自分で決められる状態を作るのが目的です。
録音のアナウンスが無くても、切ってよい
録音機能が無い電話でも、対応は変わりません。警察庁は「電話でお金の話は詐欺と疑う」「不審な電話は一度切って確認する」と呼びかけています。
切ったあとに確認したい場合は、名乗られた組織の番号を自分で調べて、そちらにかけ直してください。相手が伝えてきた番号は使わないでください。
切れたあとに増えることがあります
一度出てしまった番号には、別の番号からかかってくることがあります。当サイトの検索ログ(2026年7月20日〜8月19日の30日間)では、調べられた国際番号178個がすべて1日のうちにだけ検索されており、番号が使い捨てられていることが分かります。
1つずつ着信拒否しても追いつきません。留守番電話にしておくほうが確実です。
相談先
- 警察相談専用電話「#9110」
- 消費者ホットライン「188」(いやや)
心当たりのない番号は番号検索で調べられます。被害の整理は被害整理メモ・相談窓口にまとめています。
まとめ
- 録音を嫌って切れるのは、記録が残ると困るのがかけている側だから
- 警察庁の対策は在宅時も留守番電話/防犯機能付き電話機/番号表示サービス
- 録音機能が無くても、お金の話が出たら切るで足りる
- 確認は自分で調べた番号にかけ直して行う
- 番号は使い捨てられるため、個別の着信拒否より留守番電話が確実
※対処法は警察庁「SOS47 特殊詐欺対策ページ」の記載によります。 検索ログの集計はでんわチェックが保有するデータによるものです。