迷惑電話防止装置は「出る前に止める」ための機器です
迷惑電話防止装置は、固定電話に取り付けて着信そのものを制御する機器です。警察庁は特殊詐欺の対策として「防犯機能付き電話機や番号表示サービスの導入」を挙げています。
スマートフォン向けのアプリとは役割が違います。アプリについては迷惑電話対策アプリの選び方をご覧ください。この記事は、家の固定電話に付ける機器の話です。
何をしてくれるのか(機能の種類)
- 着信前の警告アナウンス… かけてきた相手に「この通話は録音されます」と自動で流します。録音を嫌う相手は、この時点で切ります
- 通話の自動録音… つながった通話を記録します
- 番号での着信拒否… 登録した番号や、非通知の着信を鳴らさずに拒否します
- 呼び出し音を鳴らさない設定… 登録した相手以外は留守番電話に回します
選ぶときに見るところ
- いまの電話機に付けられるか… 電話機に内蔵の機種と、電話機と回線の間に挟む後付けの機器があります。ひかり電話やIP電話に対応しているかも確認してください
- 警告アナウンスが流れるか… 出る前に相手を止められるかどうかが、いちばん大きな差です
- 登録した番号は鳴るか… 家族や病院からの電話まで止まると使われなくなります
- 操作が簡単か… 使うのが高齢の家族なら、ボタンが少ないものを選んでください
- 自治体の補助があるか… 購入費用の一部を補助している自治体があります。お住まいの市区町村に確認してください
機器が無くてもできること
警察庁が挙げている対策のうち、費用がかからないものもあります。
- 在宅時も留守番電話に設定する… いま使っている電話機のままできます
- 番号表示サービスを使う… 誰からかを見てから出られます
- 家族や友人と詐欺対策について話し合う
まず留守番電話にしてみて、それでも困るようなら機器を検討するという順番で構いません。
止めきれない相手もいます
番号は変えられます。当サイトの検索ログ(2026年7月20日〜8月19日の30日間)では、調べられた国際番号178個がすべて1日のうちにだけ検索されており、番号が使い捨てられていることが分かります。
1つずつ登録して拒否する方式だけでは追いつきません。「登録した相手以外は鳴らさない」側の設定のほうが確実です。
相談先
- 警察相談専用電話「#9110」/消費者ホットライン「188」
心当たりのない番号は番号検索で調べられます。
まとめ
- 防止装置は固定電話に付けて、出る前に止める機器
- 差が出るのは警告アナウンスの有無と登録した相手は鳴るか
- 自治体の補助がある場合があります
- 費用をかけずにできるのは在宅時も留守番電話/番号表示サービス(警察庁)
- 番号は使い捨てられるため、拒否リスト方式より、登録した相手以外を鳴らさない設定が確実
※対策の記載は警察庁「SOS47 特殊詐欺対策ページ」によります。 検索ログの集計はでんわチェックが保有するデータによるものです。 補助制度の有無は自治体により異なります。