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迷惑電話をブロックする方法【スマホ・固定電話・国際電話】

公開日 | 更新日

最終更新:2026年9月

しつこい営業電話や自動音声、詐欺の疑いのある電話は、「出ない」「かけ直させない」「自動で弾く」の3方向で対策できます。この記事では、iPhone・Androidの標準機能での着信拒否、携帯各社とNTT東西の固定電話向けサービス(料金・登録件数つき)、特殊詐欺でよく使われる国際電話番号を止める方法、70歳以上の家族がいる家庭で無料になるサービスを、各社・警察庁の公式情報で確かめてまとめました。

iPhoneでのブロックと自動消音

番号ごとのブロック:電話アプリの「履歴」で番号をタップ→下にスクロールして「発信者を着信拒否」。拒否した相手も留守番電話は残せますが、通知は届かなくなります。

知らない番号をまとめて消音:「設定」→「アプリ」→「電話」→「不明な発信者をスクリーニング」で「消音」を選ぶと、連絡先に保存されていない番号からの着信は鳴らずに留守番電話へ送られます。「通話の理由を尋ねる」を選ぶと、相手に用件を聞いてから取り次ぐ使い方もできます。iOSのバージョンによって項目名が違うため、見つからないときは設定アプリの検索で「不明な発信者」と入力してください。

Androidでのブロックとスパム識別

標準の「電話」アプリ(Google)では、次の3つが使えます。

  • 番号ごとのブロック:通話履歴で番号をタップ→「ブロック / 迷惑電話を報告」。ブロックした番号からの通話は通話履歴に表示されず、ビジュアル ボイスメールがオンならボイスメールも残せません。
  • 迷惑電話の表示とフィルタ:設定→「発信者番号/迷惑電話」で「発信者番号とスパムの番号を表示」「スパムの疑いがある通話をフィルタ」をオン。
  • 非通知などを一括ブロック:設定→「ブロック中の電話番号」→「不明」をオンにすると、非公開や特定できない番号からの通話をブロックできます。

メーカー独自の電話アプリでは名称が異なるため、設定内を「ブロック」「迷惑電話」で検索してください。

携帯各社のサービス

会社サービス内容・料金(2026年9月確認)
ドコモ迷惑電話ストップサービス月額無料。最大30件。非通知の着信も拒否登録できる
ドコモあんしんセキュリティ危険な電話の可能性が高い番号からの着信・発信時に警告画面。月額220円
au迷惑電話撃退サービス月額110円。30件。迷惑電話を受けた後に1442へ発信して登録
ソフトバンクセキュリティパックプレミアム「迷惑電話チェック」で迷惑電話を知らせ、着信拒否できる。月額770円

無料で済ませたい場合は、まず端末の標準機能とドコモの迷惑電話ストップサービスのような無料サービスから試すのが手堅い順番です。料金やキャンペーンは変わるため、申し込み前に各社公式で確認してください。非通知の電話への対応は知らない番号からの着信、折り返すべき?正しい対処法にまとめています。

固定電話こそ対策が効く

固定電話は高齢の家族が狙われやすい場所です。NTTの加入電話では次のサービスが使えます(料金はNTT西日本の住宅用の例)。

  • ナンバー・ディスプレイ(月額440円・対応電話機が必要):出る前に相手の番号が表示される
  • ナンバー・リクエスト:番号を通知せずにかけてきた相手に、通知してかけ直すよう音声メッセージで応答する
  • 迷惑電話おことわりサービス(6件まで月額660円/30件まで770円):迷惑電話を受けた後に受話器を上げて「144」、ガイダンスの後に「2」をダイヤルして登録すると、次からその番号には「この電話はお受けできません。ご了承ください」と自動で応答する

70歳以上の契約者、または70歳以上の人と同居している契約者は、NTT東日本・NTT西日本ともにナンバー・ディスプレイとナンバー・リクエストの月額料金と工事費が無料になります(申し込みが必要)。申込先はNTT東日本 0120-722-455、NTT西日本 0120-931-965です。NTT東日本は、詐欺被害を受けた・受けるおそれがある場合の電話番号変更も無料にしています。NTT西日本は、通話を録音してAIで解析し、詐欺の疑いがあると事前に登録した連絡先に知らせる「特殊詐欺対策サービス」について、福祉割引が適用される場合に限り、月額料金と工事費を2027年3月31日まで無料にしています(申込受付は2026年9月30日まで)。

警察庁は、着信時に「この通話は防犯のために録音されます」と相手に流す機能や自動録音機能をもつ防犯機能付き電話の導入を勧めており、「自治体によっては補助金などもあります」としています。お住まいの市区町村の防犯・消費生活の窓口に確認してください。家族でできる対策は高齢者を狙う電話詐欺:家族でできる対策まとめにまとめています。

国際電話番号からの着信を止める

警察庁によると、令和7年(2025年)中に特殊詐欺に使われた電話番号の約75.5%が国際電話番号でした。警視庁も「+1」「+44」などから始まる番号を使う詐欺が急増していると注意を呼びかけています。でんわチェックでも、2026年7月20日〜8月18日の30日間にサイトで検索された1,690回のうち1,216回(約72%)が、日本の番号にはない12桁以上の番号でした(集計の詳細)。

  • 固定電話:「国際電話不取扱受付センター」(0120-210-364・無料)に申し込むと、国際電話の着信を休止できます(発信の休止も申し込めるのはKDDI・ソフトバンクの回線)。KDDI・ソフトバンク・NTT東日本・NTT西日本・NTTドコモビジネスの5社が提供しており、対象は市外局番から始まる10桁の固定電話です。休止すると、すべての国際電話の着信が止まるため、海外の家族や仕事先から電話が来る家庭は注意してください。
  • スマホ:携帯電話(070・080・090)はこのセンターの対象外です。警察庁は「+」から始まる番号や見知らぬ番号からの着信は「無視」するよう呼びかけ、無料の推奨アプリ「詐欺対策 by NTTタウンページ」「詐欺バスター Lite」を案内しています。前者のAndroid版は、国際番号や、端末の設定では止められない公衆電話・非通知の着信も遮断できます。

見知らぬ国際番号からの不在着信にかけ直させる手口はワン切り・コールバック詐欺の手口と対処法にまとめています。

SMS・メッセージの迷惑対策も忘れずに

電話だけでなくSMSも詐欺の入口になります。フィッシング対策協議会の2026年8月の報告(フィッシング報告件数82,338件)では、SMSから誘導するフィッシングの報告は少ない状態が続く一方、東京電力、水道局、Apple、クレジットカード会社、通販サイトをかたる文面が報告されています。心当たりのないSMSのリンクは開かず、公式アプリや自分で開いた公式サイトから確認してください。協議会は報告状況を毎月公開しています。

ブロックの前に「番号を調べる」

知らない番号は、ブロックする前にでんわチェックで検索すると、他の利用者の口コミや回線種別・事業者情報を確認できます。営業か・詐欺か・本物の連絡かを見極めてから対応しましょう。詐欺が疑われるときは被害整理メモで状況をまとめ、相談窓口を確認できます。

それでも止まらないときは

  1. 知らない番号・「+」から始まる番号には出ない。出てしまったらすぐ切る。
  2. 留守番電話やSMSの番号にはかけ直さない。用件が気になるときは、公式サイトなどで自分で調べた番号にかけ直す。
  3. 同じ相手から続くときは、端末のブロックとキャリア・NTTのサービスを組み合わせる。
  4. お金や個人情報を求められたら、消費者ホットライン188(身近な消費生活センターなどを案内)か警察相談ダイヤル#9110に相談する。
  5. 今まさに被害に遭いそう・身の危険を感じるなど、警察官にすぐ来てほしい緊急時は110番する。

参考

この記事は2026年9月に、以下の公開情報をもとに書きました。

※料金はすべて税込の月額で、2026年9月時点の各社公式ページの表示です。固定電話の料金はNTT西日本の住宅用の月額使用料の例(回線使用料などは別)で、NTT東日本や契約の種類によって異なる場合があります。「約75.5%」は警察庁が公表した令和7年中の数字です。でんわチェックの数字は、2026年7月20日〜8月18日にサイト内で行われた番号検索の回数を数えたもので、実際にかかってきた電話の件数ではありません。

この記事に出てくる番号帯

気になる番号は 番号検索 から調べられます。

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